【2020年最新版】日産は年間で約45万台&12件のリコール!エクストレイルやデイズ、セレナ、インフィニティV37スカイラインなどの主要モデルも対象に

2020年の日産のリコールは致命的な内容が多め

2020年も残すところ僅かとなりましたが、自動車メーカーが日々頭を悩ませているのがリコール問題。

決してネガティブなものではなく、何か問題が発生する前(発生した後)に対策品や改良を施すことでトラブルを防ぐ重要なものとなっていますが、もちろん対象台数やリコール内容が大がかりになればなるほど、無償修理となる分自社負担も大きくなっていきます。

今回は、日産が2020年に届け出たリコール内容をまとめて見ていきたいと思いますが、今年日産が届け出たリコール台数は※約45万台(12件)と中々に多く、未だリコール対応が間に合っていないものも多く存在しています(改善対策やサービスキャンペーンは含んでいない)。
※商用車やバイク等は除外

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そして個人的に注目しているリコール届け出に至る上での不具合の情報源についてですが、日産についてはメーカー(もしくは仕入れ先)からではなく、全体の8割が市場から得られた情報で、トヨタ・ホンダ同様に不具合に対する危険意識が少し低いようにも感じる?というのが正直なところ。

早速、2020年に届け出された日産のリコール内容や対象モデル、台数などをチェックしていきましょう。


2020年にホンダが届け出たリコール内容

①:燃料漏れに関するリコール

リコール対象モデル:インフィニティV37スカイライン

リコール件数:1車種・計8,814台(事故無し・不具合58件、市場からの情報)

リコール内容:2Lターボガソリン搭載モデルに限り、燃料ホースの材質が不適切でオイル漏れの恐れ

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②:ハイブリッドシステムに関するリコール

リコール対象モデル:エクストレイル

リコール件数:1車種・計26,908台(事故無し・不具合79件、市場からの情報)

リコール内容:ハイブリッドパワートレインコントロールモジュールにおいて、モータ駆動力制御プログラムが不適切なため、一時的に走行不能となる恐れ

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③:電源分配器の基板に関するリコール

リコール対象モデル:NV200バネット

リコール件数:1車種・計1台(事故・不具合無し、社内からの情報)

リコール内容:電源分配器の基板において、製造設備の管理が不適切なために、最悪の場合、車両火災に至る恐れ

④:ECUに関するリコール

リコール対象モデル:デイズ/ルークス

リコール件数:2車種・計106,293台(事故無し・不具合17件、市場からの情報)

リコール内容:ECUにおいて発電機の制御ロジックが不適切なため、制動停止距離が長くなる恐れ

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⑤:高開度バックドアに関するリコール

リコール対象モデル:NV350キャラバン

リコール件数:1車種・計370台(事故・不具合無し、社内からの情報)

リコール内容:高開度バックドア架装車両において、右側バックドアステーを取り付ける上側取付けブラケットの加工が不適切なため、最悪の場合、ガスステーが外れてバックドアが保持できなくなる恐れ

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残りのリコール内容や対象モデルや台数などは、以下の次のページにてチェック!